「アメリカ社会が爽快に思えた時期と後にイギリスに行き、論理の地位が大きく低下し、情緒と形が
大きくなっていた」と、冒頭に話されています。
論理的な考え方で物事が決まる。確かにすっきりしていて、あとくされがなく私も好きな方法であるとは思いますが、
時には本来の日本人の血が首をもたげ、後ろ髪を惹かれるときがある。情の社会もやりかたによってはあってもよいのでは。
団塊の世代の一人として戦後の教育に身を置き、疑問を抱きながらも流されてきてしまいましたが、根本には、
日本人の血が流れ父や母、祖父母の血を受け継ぐ者として、これからの子や孫たち子孫のためにも、祖国日本の
安寧を願い、一人一人の生き方を考えるきっかけになるのではないかと思います。
■2006.06.10
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