読　書

児童書・絵本 >　おにたのぼうし

・ あまん　きみこ　ぶん　・　いわさき　ちひろ　え　

　節分の夜でした。ある一軒の家に飛び込んだおにのおにたは、病気の母を看病する少女にであいました。 おに、桃太郎にやっつけられるおにもいたが、泣いた赤おにのようにやさしいおにもいました。私にとっては そんなに悪い印象はありませんでしたので、おにたのせつないまでの思いには手が届きませんでした。 作者の繊細な心が、おにたの気持ちそのものなのでしょうね。ちひろさんの絵と相俟って胸がキュンとなってしまいました

■2006.07.10
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