あるところに、ちいさなきかんしゃがありました。なまえは ちゅうちゅうと いいました。 まっくろくて、ぴかぴか ひかっていて、きれいな かわいい きかんしゃでした。あるひ、ちゅうちゅうは ひとりではしってみたくなりました。 そうしたら もっとはやくはしれるだろう。そうしたら、きっと みんながたちどまって、わたしだけを ながめて「なんて きのきいた かわいい きかんしゃだろう! なんて はやい しゃれた きかんしゃだろう!」とおもい ひとりで はしりだしてしまいました。
■2005.05.01
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