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・ 月　刊　誌　10月号より

　いい出会いで夢はかなう　インタビュー　北原照久氏
　ディズニー映画「トイ・ストーリー」は、ジョン・ラセター監督が僕のおもちゃコレクションを見て 「まるで生きてるみたいだ」と驚き、インスピレーションを受けて作られたものです。おもちゃを 集めだしたのは25歳の時です。当時からモノを集めて満足するだけでなく、「好きなことをビジネス にする」と考えていましたから、「ブリキのおもちゃ博物館」は僕の夢の実現です。
おもちゃを見ると、心がときめき、わくわくするようになった。懐かしいおもちゃが 心を癒してくれる。オーストリアで知ったモノを大切にする生活。
夢を実現させるには、いい出会いが必要です。人間にとって最初の重要な出会いは、母親の胎内に 宿った瞬間だと思う。その人の子どもとして生まれる確立なんて、天文学的に低いですから。だから、 とくに母親を大切にしないといけない。
人間は寿命があるが、モノはきちんと保存さえすれば、いつまでも残るのです。 それを所有しているにすぎない。だから「一時預かり所」です。 次の世代に伝えていくのが役割 だと思っています。
誰もが知る北原氏。少しでも彼のお考えをお伝えできればと掲載しました。

■2011.11.01
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