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一般書 >　韓国と日本国

・ 權　五�g　・ 若宮　啓文　著　・ 朝日新聞社

　2004.11.30.発行。權五�g（クオンオギ）氏は東亜日報の主筆や社長を務められた。 1995年から金泳三政権の副総理で、南北問題を担当する統一相も経験されました。
日本が植民地支配への歩を進めた日韓保護条約100年。戦後に国交を正常化した日韓基本条約から は40年。そんな節目の年を間もなく迎える折におふたりの対談をまとめられた著書です。
　統一長官就任のときに、南北の統一政策を束ねる「三つの原則」を提言、「複眼」「国際」「各論」 について語っておられます。そのうちのひとつ「複眼」について少し記載したいと思います。 日本では「北朝鮮は憎い敵だ！」韓国では「いや同じ民族ではないか、兄弟だ！」という考えが根強く その両方だと思う。北朝鮮は敵でもあり、兄弟でもある。これが「複眼」の意味するところです。
　これだけで韓国の人々の考え方が理解できたとは思ってもおりません。 少しずつでもお互いを知り、近くて遠い国から本質的に近い国になれたら喜ばしいことです。

■2012.01.01
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