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読　書 >幸田文の　箪笥の引き出し

・ 青木　玉　著　・新潮文庫

幸田文の　箪笥の引き出し
　着物を愛し、さっそうと粋に着こなした幸田文ーー。残された着物の、 一枚一枚に込められたさまざまな想いを、娘の目からたどるとき、 在りし日の母の姿はあざやかによみがえる。 四季の移り変わりを織り込みながら、祝い事などの場の雰囲気に合わせて、 みごとに「装い」を調えた幸田文の、独自の美意識、そして当時の日本人が 共有していた生活感を、愛用の着物の写真とともに伝える。
　著書「父　こんなこと」いつ頃読んだのかは定かではないが印象深い本でした。 父、幸田露伴から教え、こう「こんなこと」は、障子の桟から始まり、雑巾がけなど 事細かにつづられておりその内容は驚きの連続でした。

■2022.9.30
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