読　書

一般書 >　1 Q 8 4

・ 村上　春樹　著

　「青豆」と「天吾」のふたりの物語が交互に登場し進んでいく。 そのため、次に読む時には読み戻さないと話の筋がつかめなく難議しました。 それは、いかに記憶力が低下したかの証明でもあった。 この本は友だちのお嬢さんからお借りしたもの。持ち主が読んだ際に引いた線を （ひとつの物体は、ひとつの時間に、ひとつの場所にしかいられない）と （見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです）の二箇所に、私も心で引かせていただきました。 このことを参考にして読ませてもらい助けられました。そして、ふたりの接点に的を絞り、 期待を込めて読むことで読めたようなもので、なかなか一体感を持てずに苦労しました。 読みが浅いのと知的レベルの差ですね。作者の年令と同世代なのですが？

■2010.01.01
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