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・ 湊　かなえ　著　・ 幻冬舎

十年後の卒業文集より
　「あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。
高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。 女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。そこには 五年前の事故が影を落としていた。真実を知りたい悦子は、式の後日、 事故現場にいたというあずみと静香に手紙を送る」
なんて衝撃的な内容だろうか。ここまで描いてしまう作者の頭はどうなっているのだろうか？ 怖い人だと思うと同時に彼女の生い立ちを知りたくなった。

■2011.05.01
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