話題

息子と孫と私

家族と

私の原風景

　きょうは、東京盆（盂蘭盆会）盆の入りである。
先祖の霊を迎える日です。現世でどんなお話を為さいますやら・・・・・
だいじなものを　わすれては　いませんか・・・
たいせつなものを　わすれては　いませんか・・・

・　静　寂
三鷹市、大沢　ほたるの里にて ■2010.06.05.撮影
ちょうど田植えが終わり、やっと苗も根付き落ち着いた頃合でしょうか。

　小学校が旧江戸川沿いから田畑のある海沿いに移ったのは、7歳だったと記憶する。 遠くなってしまった校舎までの路をとぼとぼと歩き、用水路までたどり着くと、 さわやかな風と遠くまで続く田園風景が見えた。あの風情は、小学校が建ったことで少しずつ変化し、 やがて、東西線が通り、瞬く間に農地が宅地となり失った。
　戦争を体験し、戦後の大変な時期を乗り越え、昭和の時代と共に生きてきた親世代。 田んぼで働く親たちを見て育ったひとりとして、田園風景は、ふるさとであり、 人の生き方を示された大切な聖地です。