山の姉妹と > 麦草峠 （長野県茅野市） 2014. 7/11深夜〜7/12
高見石頂上（2270m）より 白駒の池を望む 9:47
新宿駅からムーンライト白馬 23:54発で茅野駅へ3:42着 お隣は白駒の池を眺めながら朝食を 7:46頃写す
苔むした樹林帯を散策 6:20
もののけの森
高見石からの眺め
高見石にて方向転換すること至難の業。池を背にして写す
麦草ヒュッテ 2127ｍ 北八ヶ岳の丸山と茶臼山の間に位置する。
茅野駅からタクシーで麦草峠に。
7/12 4時59分 今回のスタート地点でまず最初に目にした花です。ひんやりした空気に包まれるなか緑の大地に心を奪われ優雅に出発。
苔むした樹林帯に入る。苔、どちらかと言えば無関心だったはずが神秘的な光景に遭遇し、脳が刺激を受け、未知なる世界に誘われた。
妖精を期待するなかでの「もののけの森」の案内板に心をくすぐられた場面も。
朝食は白駒の池を眺めながらの贅沢三昧。しかし、優雅な気分はここまでだった。試練が待ち受けていたのだ。
それは、高見石小屋に到着後突然やってきた。小屋の裏手にある巨岩、人の背丈より大きい岩を一つ一つよじ登っていくことになろうとは。
カメラを師匠に託し、立ち位置を指摘してもらいながら上ること数分で天辺に立ち白駒の池を見下ろし絶景に感動も心は動揺していた。
足元を考えてはいけない。思ってもいけない。だましだまし山と池を見つめていた。
下りてほっとする間もなく試練の本番はこれからだったとは。
小屋を後に、賽の河原を経由しバス停がある渋の湯まで石や岩の連続に何度も何度も滑ったり、足を運ぶことさえままならない状態に陥ったり、
あわやこれまでと思った瞬間にリーダーの手に支えれ難を逃れたりと。出発してから4時間もかかって渋の湯に到着する。
バス停に到着した途端に緊張が解け尻餅まで。リーダーが常に後ろで補佐し、ペースも山の姉妹が私に合わせてくださったおかげで
笑顔で帰還。感謝でいっぱいだったはずが「ありがとう」の一言で終わってしまい反省する。日帰り入浴は、・・・勿論、茅野駅近くで。
■2014.7.12