山の姉妹と > 天神平 2012.11/1
■天神平駅 1,319ｍ
登山経験豊富な方の先導で天神平へ。
上越高原駅よりバスで谷川岳ロープーウェイ駅、土合口駅（746m）に向かう。
そこからロープーウェイで一気に天神平駅に到着。
ゴンドラの中では紅葉を堪能する。
しかし、駅に降り立ったらそこは極寒の地だった。手袋や上着を着用。
外は霧のため視界ゼロ、右往左往しながらも進む道を見極め上り始める。
足元はスキー場用に施されていて歩きにくく、油断したら仰向けに倒れてしまいそうで慎重に上へ上へと足を運んだ。
なんとか天神峠駅（1,502m）に到着。晴れていれば360度の眺望が見られる。
早速、早めの昼食を取る。一番の楽しみ、山の上の美味なコーヒーを頂く。
私は、毎回お世話になる人。食事を頂いている間も霧の中からぬっと人が現れる。
その様はまるでハリーポッターの世界を想像してしまう。
食事を終え、天神平駅へと向かう。下りコースは、 岩あり、勾配あり、高低差あり、しかも平坦でなく、幅も狭い。 その上、濡れていて滑る。時々ぬかるみにも出くわす。 熊笹を手摺代わりにしたり、師匠に助けられたりしながら下へ下へと進む。 やがて木道となり、谷川岳方面から来た人々と合流。 登山もどきを経験し登山者になった気分にもなれたが 尻餅もついた。靴はどろどろ、ズボン、上着も泥はねだらけ。 いつの間にか霧が晴れ、視界が開けた。上る時には見られなかった全景が 一挙に映像の様に現れた。魔法の世界から現実の世界へと引き戻されたような気分を 味わう。
喉元すぎれば 怖さを忘れた旅
とにかく全てが新鮮で楽しい旅でした。下りは土合口駅より土合駅まで歩き、日本一長い駅に立つ。
そこから日帰り入浴を目当てにバスで水上へ。そこで懐かしいコーヒー牛乳と上越高原駅では駅蕎麦を頂き、最後はMAXに乗車。木道で踏み外し尻餅をついたことなど忘れて
また、誘ってくださいとお願いしていた。
■2012.11.01